Huluあらすじ
天才ピアニストと呼ばれる少女・夢がキャッツアイを訪ねてきた。夢は1年前殺された父親が何者だったのかを知りたいと言う。そして誰が父親を殺したのかも…。だがシャンインはその答えを知っていた。夢の父親を殺したのはグラス・ハート、すなわちレギオンの暗殺部隊の一員だった頃のシャンインだったのだ。シャンインは「私、逃げない」と依頼を引き受けることを決意するのだが…。
以下、ネタバレ含む感想


シャンインは茅野夢(かやの・ゆめ)の自宅で佇む。シャンインは、かつてレギオンの暗殺部隊の一員グラス・ハートだった時に彼女の父親を殺していたのだ。帰宅途中、夢と鉢合わせしてしまい彼女の車で送って貰う。

彼女はキャッツアイに用があるのだという。彼女はリョウに「XYZ」と呟き、殺された父親について知りたいという。
父親が殺された後、警官を呼びに行き戻ってきたら既に父親は居らず、行方不明扱いになっていた。更に努めていた会社も存在せず、部屋も突然燃えてしまった。死の間際、微笑みながら「やっと死ねる・・・」と呟いたという。

依頼内容は、父親は何者だったのか、何故あの時笑ったのか調べて欲しい、と。
シャンインはリョウに自分が殺したのだと告白する。リョウは断っても良いというが、彼女は逃げないことを決意する。
シンホンによると、グラスハートが最後に仕留めた夢の父親は通称マッドドッグと呼ばれていた殺し屋だった。リョウやファルコンも彼を知っていた。

彼にはドッグウォーカーという仲間がおり、二人で一人の殺し屋だった。夢の父親の痕跡を消したのは恐らくウォーカーだろう。
夢はシティハンターに依頼しようとした日にシャンインと会ったのは運命だと感じ、友達になって欲しいと言う。シャンインは迷いながらも握手する。
夢の後見人・高波遥(たかなみ・はるか)と話している時に誰かに狙撃されリョウが応戦するも逃げられてしまう。リョウは遥を見て「もっこりちゃん発見」とスケベ心を出し、シャンインに強烈なビンタを喰らう。
遥は以前雇った探偵から茅野はマッドドッグと呼ばれた殺し屋だと聞いており、その探偵も殺されていた。リョウは遙をキャッツアイに誘うが、またもやスケベ心を出してシャンインにビンタされる・・・。
レギオンは、シティハンターを監視することでドッグウォーカーの正体を突き止めようとしていた。
リョウ、シャンイン、シンホンは夢のピアノコンサートに出席する。そこで遙から世界的ピアニストで交際相手の風間雅臣(かざま・まさおみ)を紹介される。

緊張をほぐすため夢はシャンインに抱きつき、彼女の「心臓の音」が安心するという。シャンインは夢に、香のことを話す。
――シャンインさんと香さんの心臓の音、凄く優しくて幸せな音――

いよいよ夢の演奏という時、リョウは彼女を狙う狙撃手に気付き走り出す。シャンインも気付き、夢を庇って撃たれてしまう。

幸い銃弾はかすっただけだが、頭を強く打っていた。ホールの監視カメラには、関係者以外の姿はなかった。
冴子の捜査でマッドドッグについて気になる情報を得ていた。11年前に起こった一家皆殺しの未解決事件。恐らく犯人はマッドドッグで、その時、1歳だった赤ん坊が行方不明になっていた。もしその子が生きていたとしたら、夢と同じ12歳だ。
リョウは、病院にやってきた風間に引っかかるものを感じる。シャンインの看病をしていた夢の元に、謎の人物から呼び出しの電話があり、それに応じて部屋を抜け出す。リョウはシンホンに後をつけさせる。
夢は言われた通りトイレに入り、そこに用意されたパソコンを付けると画面にはウォーカーが映っていた。彼は、夢の父親は人殺しで自分のパートナーだったという。しかしある組織の殺し屋に殺されてしまった。その殺し屋はシャンインだと告げる。

ウォーカーはショックを受ける夢に、一緒に仇を討とうと提案する。トイレに隠された拳銃でシャンインを撃てと。トレイから出た夢は、シャンインと二人きりにさせて欲しいと言い病室に入っていった。
夢は寝ているシャンインに泣きながら銃を向ける。
――本当にシャンインさんがパパを殺したの?――

リョウが病室に入ると、夢は泣きながら銃を捨て飛び出して行った。
目を覚ましたシャンインはシンホンの制止を振り切って病院を出る。
リョウは夢の自宅で前で、風間に揺さぶりをかけるが、シンホンからの電話でわざと家を離れる。風間は遙と夢に銃を向けて正体を明かす。
彼こそがドッグウォーカーで、二人を監視するため遙に近づいたのだ。そして、父親・茅野えいすけは本当の父親ではなく、夢の家族を殺した男だと告げる。
しかし夢は11歳の誕生日に、父親から血がつながっていないこと、両親は車で死なせてしまったと聞かされていたのだ。

夢に銃を向けたところにシャンインが飛び込んできたが、ドッグウォーカーはカリートに狙撃され即死。夢は銃を拾いシャンインに向けて構える。
――私はずっと命じられて人を殺してきた。でもあの日、泣いている夢を見て、もう駄目・・・そう思った。だから死のうと思ってビルから身を投げた。――
――でも心臓を移植されて生き延びた。香の心臓を貰って、リョウに出会って、人を殺さなくてよくなった。二人のお陰でぬくもりが、幸せが何なのかを知った。でも夢が苦しんでいるのに、私が幸せに何かなっちゃいけない。だから仇を討て。――
シャンインは夢の拳銃を心臓に押し当てるが、その様子を見守っていたリョウが「撃つ相手が違う」と、銃口を自分に向けさせた。
――俺はシャンインの父親みたいなものだからな。――

夢は泣き出し銃を捨て、シャンインさんもパパと同じだとシャンインに抱きつく。

カリートは敢えて薬莢をそのままにして屋上を立ち去った。
遙は夢を引き取り、海外に発つことになった。出発の日、夢はシャンインにお別れを言いたいと、窓を開けてピアノを演奏する。その演奏を聞いていたシャンイン。リョウは会わなくて良いのかと問うも、彼女は過去の罪が消えるわけではないと躊躇していたが、彼の説得でシャンインは夢に会い別れを告げることが出来た。
――よく逃げずに向き合ったな。――
優しくシャンインの頭をなでるリョウ。

リョウは泣きつかれて眠るシャンインを背負い帰路につく。
李堅強(リ・タイジン)はカリートに、早くグラスハートを連れてくるよう命令する。カリートはリョウの前に姿を現す。
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視聴率が伸び悩んでますが、とても丁寧につくられた良いドラマだと思います。今回のエピソードもとても良かったです。
スタッフの原作愛を凄く感じて毎回びっくりします。登場人物の再現率の高さや、ドラマになると大きく設定を変えられてしまう(大体が改悪)こともなく安心して見られますし。
そんな中、キャッツアイ常連客のモッチー、ホーリー、ロッコのやりとりは異彩を放ってて面白いです。今回は3人でいつもより長めのミニコントをやってました(笑)

リョウがやっと、俺はシャンインの父親みたいなものだと言いましたね。シャンインの「リョウパパ」はいつ頃出てくるのかな。
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タグ:エンジェル・ハート
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